皆さんに質問です。

 

人は立っているときと座っているとき、

どちらがより姿勢が悪くなると思いますか?

 

実は、子どもたちの姿勢を改善する上でカギとなるのが、

立ったときの姿勢ではなく座ったときの姿勢、

すなわち『座り姿勢』なのです。

 

これはどういうことかというと、

人は立っている時よりも、座った時に圧倒的に姿勢が悪くなるからです。

 

 

これはDVD「学校で活かせる実践『姿勢指導』のAtoZ」

指導・解説を担当された碓田拓磨先生(虎ノ門カイロプラクティック院 院長)が、実際に立っている姿勢と座っている姿勢を

数千枚撮影してきた中で明らかになったことです。

 

立っているときはモデルのような姿勢でも、

座ったときには背中が丸くなってしまう方も多いといいます。

 

 

それでは、子どもたちの姿勢を思い出してみてください。

 

電車の中で、背中を丸めた姿勢でゲームをしている中高生をよく見かけます。

 

ですが、こういう姿勢でゲームをやっている子どもたちが

最寄りの駅について立ち上がったときに、

こういう姿勢のまま立ち上がって、

このままの姿勢で歩き出すことはありませんよね。

 

通常は立ち上がると、必ず

腰はお腹の側にゆるやかにそったカーブになるからです。

 

これ一つとっても、人間は立ったときよりも座ったときの方が

姿勢が悪くなるということを表しています。

 

つまり……

 

 

『座り姿勢』の改善なくして、姿勢改善はないのです。

 

座り姿勢を良くすることで、

自ずと立っているときの姿勢も良くなっていくというわけです。

 

それでは、『座り姿勢』を直すにはどうすれば良いのでしょうか?

下の2つの方法で座り姿勢を直していきましょう!